どこまで本気なのか Green Peace
Green PeaceのHPより↓↓
ALPS処理された水に、トリチウム以外にもストロンチウム90、セシウム137、炭素14などが残留していることは東京電力の資料からもわかります*。トリチウム以外の放射性核種をすべて完全に取り除けるわけではないのです。いくら基準値以下にして放出するとしても、汚染水は今も増え続けており、またすでに一度ALPSで処理された水に合計でどれくらいの量の放射性核種が含まれているかは明らかにされていません。つまり、これから30年続くと言われる海洋放出によって、合計でどの放射性核種がどれくらいの量、海に放出される見込みなのかがわからないまま流し始めたということなのです。
=========================================
政府、経産省らが『安全に処理された処理水』だと連呼し続けて、とうとうこの汚染水を海洋投棄し始めました。私は2011年に発生した大地震とそれに続く福一の核漏れ過酷事故が発生した時から東電の動きを注視してきました。
敷地内に流入する地下水は日量300㌧とも言われてきました。地中にはドロドロに溶け落ちた核燃料の塊が露出しているかも知れない。一刻も早くこの地下水流入を阻止せねばならない と2012年に立ち上げたブログ上で指摘してきました。
それが突然飛び出してきたのが、奇妙奇天烈な「凍土壁作戦」だった。なんだこれは? と唖然としました。
電力がダウンした過酷事故であるのに、大量の電力を使う、土壌を凍らせ続ける対策など、ブラックジョークにもほどがあるではないか と。
公開された直後から、これは失敗する と言い続けてきました。なぜ屈強なコンクリート壁工事を即座に行わなかったのか?
まるで地下水流入を止めたくない かのような、まるで失敗するように仕向けるようなこのバカげた対策。
現在、この凍土壁が機能しているのか? それとも失敗に終わったのか、誰も検証しないし、報道されていません。
廃炉には30年とか40年とかの予測が流れてきますが、そんな期間では済むはずがない。私はデブリ取り出しなど不可能であり、20年も経てば福一の1号炉から4号炉まで石棺で覆われる作戦に変更されると思っています。チェルノブイリ方式は正しかった。一旦核燃料がメルトダウンすればそうするしかない。取り出しなどすべきではないのです。
炭素14の半減期は5,730年。もはや人類が生存しているかも分からない未来。政治家や役人は言うでしょう。
『そんな先のこと知るもんか。 俺も孫も生きちゃいない』と。
事故を起こさなくとも原発は人類の手におえないシロモノ。高レベル放射性廃棄物をどうやって安全に保管するのか?
経産省HPには、『キャニスターにガラス固化体として閉じ込めて地中深く(300m?)に埋めるから安全』と書いてある。
馬鹿を言っちゃいけない。何十年も崩壊熱が止まらず、そのドラム缶を突き破って露出するに決まっている。
しかも仮置き場さえ決まっていない。
先に上げたGreen Peaceの掲載記事はなぜか緊張感が伝わって来ません。なんとものんびりとした雰囲気。
捕鯨船に命がけで突撃していく、あの危機感がまったくない。
Green Peaceが支配層側の団体で、潤沢な資金も支配層側から拠出されているのであれば腑に落ちます。
これから数十年、下手をすれば数百年もの間、複数の核種を含んだまぎれもない汚染水を投棄し続ける日本。自然界への影響は甚大です。危機感のない日本人はこれからも危険な海産物を食べ続けるでしょう。
少子化に何らの対策も打たない日本。毒ワクチンのブースター接種を止めようとしない日本。そして核汚染された海産物を食べ続ける日本。
このままでは存続は極めて難しそうです。