異端の超富豪 マスク氏

 米当局の政策は必然的に人類を第三次世界大戦に導いている。地域紛争(例えば、ウクライナや中東)が世界的な紛争に拡大するのを防ぐ代わりに、米国は「次々と愚かな決定」を下している。米国の大富豪イーロン・マスク氏が、SNS「X(旧ツイッター)」で米起業家デービッド・サックス氏がホストを務めるポッドキャストで述べた。

ウクライナ紛争

 マスク氏は米国に対して、ウクライナ紛争を平和的に解決し、「ロシアとの正常な関係を回復」する方法を見つけるよう求めた。
 同氏は、キエフがモスクワに対して行っている戦闘行為は無意味であり、中東での紛争激化と相まって世界的な紛争を引き起こす恐れがあると指摘した。
 同じくポッドキャストに出演したビベック・ラマスワミ氏(米大統領選に共和党から立候補を表明)は、ウクライナがロシアへの新地域の編入を認め、現在の形でロシアとの国境を確定するよう提案した。マスク氏はこの案に賛同し、この国境に停戦ラインを設定することができると付け加えた。
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 まあ絶対にウクライナ側が受け入れることのできない停戦案だろうね。というか米国が絶対にウクライナに受け入れさせないよね。
 マスク氏はもう随分以前から世界の趨勢を俯瞰した意見を述べてきた。彼は世界屈指の超富豪だが、支配層側に毒されていない稀有な富豪だ。
 通常、このレベルの富豪たちはほとんど支配層側に取り込まれる。それがステイタスになるのだから皆悪い気はしない。しかし支配層が推進している未来像は、一言で表現すれば大衆の奴隷制だ。
 超富豪、国際金融資本家、と呼ばれる者たちの選民思想は強烈だ。大衆は生きている価値の無い無駄飯食い(Useless Eater)のゴイムだと吐き捨てる。
 ゴイムが大増殖するからこの星の資源は枯渇の危機に見舞われているし、環境が破壊されて、食糧が無くなる と嘆く。だから人口は調節しなければならない という。
 確かに自然の摂理から言えば永遠に増殖することはできない。GMOを駆使して収穫量が激増する作物を創出しても一層人口増加が加速するだけで、解決にはならないからね。
 しかしだからと言って人工ウィルスをばら撒いたり、毒ワクチンを接種させたり、原発を破壊してもいいことにはならない。人口爆発は悩ましい問題だが、より穏やかな解決策を見つけねばならない。
 元凶の一つが貧困だ。貧しい家庭ほど子供を作る傾向がある。では貧困は何処から来るのか。それは列強による途上国の搾取だ。
 
 搾取を止めよ! それは出来ない相談だろうね。欧米列強は途上国の資源搾取、反欧米政権へのクーデター工作、によって生き長らえているのだから。
 そろそろその植民地的思考への反動が炸裂する気配です。その怨嗟の受け皿になっているのが一帯一路経済圏であり、BRICsをはじめとする反欧米勢力の台頭なんだろうね。
 中露は邪悪な悪の枢軸・・・ なんて欧米が植え付けた、いい加減時代遅れの幻想は捨てるべきだろうね。 名誉白人だと悦に入っている日本はこのままだと欧米もろ共瓦解するよ。一足先に円の瓦解が始まってるけどね。
 

反米反欧反イスラエルが吹き荒れる予感......